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帝王切開で縫った傷跡

4歳のお子様のママさん。

 

出産から4年もの間、帝王切開の傷跡の違和感を抱えて子育てされてきたそう。

 

産後、傷跡の痛み、お腹の冷たさ、代謝の低下、むくみなどを感じてて、

「でも、こんなものだろう」

と受け入れて、生活されてきました。


私の施術を受けるきっかけは、「強いむくみ」「冷え感」「倦怠感」で。

 

施術のためにからだに触れると、身体が「緊張状態」になっています。

身体は、どこかに痛みがあると緊張をゆるめることが難しくなります。

 

お客様の場合は、自分で触れるのもためらうほど帝王切開での傷跡が痛くて、身体がいつも緊張状態になっていたようで、お腹も胸もカチカチに滞ってました。

 


横向きに切ったお腹の傷跡を、天城流による「タッピング」で柔らかくほぐしていきました。

ほぐしている時はとても痛いようで、時折声も漏れてきてたので、ソフトにソフトほぐしていきました。

 

私の目からは「一本のライン」の傷跡。

お産から4年も経ってるのに、まだ赤黒いうっ血した色合いで、ひきつっていました。

そして、表面には傷が見えない部分も痛がります。

触れると、表面に見えているラインと平行っぽくゴロゴロと硬い感触の縫い跡の線が。
表面の肌の傷と、子宮を塗ったラインがずれてる様子。

上からは見えないけど、お産のあと子宮の収縮とかで、位置がずれたのかな?と感じました。
そこもかなり痛いとのことで、外からは見えない傷痕を、注意深く辿りながらタッピングしました。

その二本の線をほぐし終わったら、表面の傷跡のうっ血した赤黒さが和らいでいて、引きつりも浅くなって平らになってきてました。
お客様も「何だかとてもラクです」とホッとした表情。

お腹だけではなく、お客様のかたかった表情がぐっとやわらぎました。

 

 

その施術から3週間後、ふたたびお会いしたところ、

「あのあとから、ずーーっとおなかが温かいんです!」

とのこと!


この方のように、普通分娩の予定で陣痛にも耐えた後の、「緊急帝王切開施術」。

お産後、4年という長い期間、痛みを抱えて子育てしてきたこと。
その強さに脱帽です。

お母さんが心身ともに元氣でにこにこしていたら、それだけで子供もパパも元氣になるって信じてます♪

「家族の健康は、ママの笑顔から」

これからも、さらに元氣になるように、サポートさせていただきますね~♡