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苦手意識を手放した日

昨年7月以来の札幌での天城流勉強会に参加してきました!


例えば「スマホ首」を解消して、本来あるべきポジションに戻すこなど、
新しいテクニックを学び、その効果に喜びそうな人の顔が浮かび、私もワクワクしました♪
オンラインセミナーで習った躰起点ポイントも、細かい部位の確認ができ、やっと活かせそうです。

終盤。
資料を見ながらペアで施術のやりあいっこをしてみるようにという指示。
組んだ方が「首を回したときに不快感がある」ということで、資料を調べてトライすることに。

その時に「金子はどれにチャレンジするんだ?」と師匠に聞かれ、
「首の不調な張り」と答えると、
師匠が

「みんな、あつまれ~。

 これから金子が、斜角筋をほぐすから、みんなで見てみよう~」

と、急遽デモンストレーションをすることに。(;'∀')
指導者仲間からも「公開処刑だね~」なんて囃されちゃって。
もとい、同情されるという。(ノД`)・゜・。

一年半?2年くらい前?もっと前だっけ?
斜角筋は和らげるのに相当テクニックがいるけれど、とても重要なので、
湯治師(上級者)はちゃんとできるようになれ!という指導を受けてました。
が、、、
本当に難しくて、ずっと自信が持てなかったのです。

 

解剖図を見てイメージング。
自分の首の斜角筋を毎日ほぐして、筋の感覚を指で覚えたり、ビフォーアフターをしっかり体感を重ねました。
鶏肉を調理するときに、斜角筋を切るのはこんな感じかなぁ?と研究目線になってしまったり。
そして、クライアント様にも「これは斜角筋ゆるめたら、相当ラクになるだろうなぁ」という方が増えてきて、楽になってもらいたい一心で気を付けながらほぐさせてもらっていたこの半年間。

これまでの勉強会では師匠の前でデモンストレーションをすると、緊張で丹田もふわふわしがちでしたが、今日はなんだか落ち着いている自分に気づきました。
そういえば、今朝みた石井ゆかりさんのホロスコープでもこう書いてあったなぁ~なんて浮かび、その余裕に自分でもびっくり。


 

ほぐし始めると、このあたりだけど手ごたえがないなぁと思うや否や、

千里眼の師匠が

「もう1ミリ、うえ」

「あ、そこはもうちょい右」など、後ろからアドバイスをくれました。
ほぼ同じように見えても、ほんの少しの角度の違いで結果がでないのですが、

アドバイスをくれた場所以外は結構手ごたえも感じ、全然緊張しないまま終わらせることができました\(^o^)/


終わりました!と師匠に伝えると、

「あ~一か所だけくっついたまんまだわ~」

と言って、「ここは一番難しいんだよなぁ」と言って、仕上げてくださいました。
12ポイント中11か所をうまく剥がせて、ほっとしました!
斜角筋の後は、頚腸肋筋、肩甲挙筋の緩めるテクニックの新技も師匠に教えていただき、そのあとの仕上げほぐしもうまくいき、モデルご本人もものすごく喜んでくださいました。

何年間も自信がなかった斜角筋。
こつこつ努力を続けてきたおかげで、いつのまにか「とらえ感」「はずした感覚」も身についていて、本当に感激!
師匠にほめてもらえて、めっちゃめちゃ嬉しかったです♡

しかも、ほぐすのに結構「痛い」と思える場所なのですが、モデルさんには

「ぜんぜんいたくないのに、ぱきっぱきってゆるんでいく感覚がっあって驚きました。やさしい圧でも結果がでるんですね~!」
と。感想をいただけて尚嬉しかったです♡

間違ったりわからなかったら、聞けばいい。
落ち着いて丹田を意識して、丁寧にとりくもう。

いいかっこし~で、人前で恥をかきたくない。
間違う自分はダメな人。
そんな思い込みを手放すことが、やっとできるようになってきたんだなぁ~
そう感じて,じわじわと嬉しさが( *´艸`)

 


勉強会が予定よりも早く終わり懇親会も中止になったので、早く札幌を出発。
降ってわいたご褒美時間。
コロナ渦でチーンとなってる知り合いの飲食業の方のところで、ご飯を食べようと決め、思いついた旭川地ビール館へ。

 


落ち着いてとりくめたこと。
苦手意識から脱却できたこと。
「自分を信じる」ことができたこと。

一人お祝いビール。
美味しかったです\(^o^)/