「水を飲めない」の考察


「水は飲めないんだよなぁ〜」
という方がいました。

時間的に厳しいのではなく、体が受け付けない気がする、ということでした。

もちろん、体調や本人の感覚に合わせて量やタイミングを感じながらで良いとお伝えしました。

でも、「どうして飲めないのか?たぶん体質的には水が合う方のはず」
と思ったので、私なりに考えてました。


それで思いついたのが、カラカラの大地は水を吸いにくいという情景でした。


例えばカラッカラに乾いた大地にジョウロで水を撒いた時。

最初は大地が水を弾いてしまって染み込んでいかない様子を見たことはあるでしょうか。

その乾いた大地に弾かれて乗っていた水も、土が軟化してくると徐々に染み込んでいきます。

水を吸収した大地は、その後は水を撒くごとにすいすいと吸収していきます。

身体も乾きすぎると、水を受け付けない「感覚」になるのでは?と。



NHKの「人体」シリーズで見た腎臓の働きのコンピュータグラフィックの映像が忘れられないのです。

細胞が老廃物や身体を循環させるものの情報を見極め、弁を通したり通さなかったりしている様子。

身体を守るための叡智を見せてもらいました。

デトックスに関わる臓器が傷むと生死に関わります。

身体って素晴らしい〜って、感動しました😊



あと、ネットで色々見ている時に、「体調が良くない時は、水に苦味を感じる」
というのも見たことがあるような。

これも誰が言ってたのか思い出せないので、思いついた「大地に水」共々、本当のところは分かりませんが、苦味などを感じればやはり喉を通りにくいと感じますよね。




私も天城流に出会う前。

結婚して旭川に来てからはアパートの水が劇的にマズイという状況になったのもあり、色や味のついた飲み物を好み、液体はカフェオレと麦茶のみ、真水は飲まないという生活を何年もしてました。

なので、まだ20代でしたが、いつも疲れやすく、アレルギーの症状も色々出ていました。



天城流に出会って水をよく飲むようにと指導を受けても、真水は1日に500mlくらいか、飲んでも1000ml。


天城流2年目くらいだったかな。

手の湿疹の治し方を錬堂先生に聞いて、腎系のほぐしと1日1800mlの真水を飲むよう指導を受けました。

すると、半年間何をしても治らなかった手の湿疹が、たった2日で治癒した経験をしました。
それから、水が飲めるようになりました。
というか1800ml飲むことで、身体がラクになると実感したのです。

身体に益である体験をしたことで、水が体を潤している良い感触を覚えることができました。




排水溝に溜まった汚れた水を流す時。
チョロチョロとしか水を流さなければ、綺麗な水に入れ替わるのに時間がかかります。

しっかりたっぷり水を流すと、汚水は勢いで素早く流れ去ります。



なぜ1日に1500〜1800mlの水を飲むようにと錬堂先生が言ってるかというと、

「唾液、胃液、膵液」が1日に出る量がちょうどその量だそう。

身体をめぐるのがドロドロした古いものより、フレッシュでサラサラな方が心地良さそう💕




身体の中を乾かしすぎないこと。

こまめにちょこちょこ飲んでいると、水を吸収しやすくなると思います。

気温の低めの間は、常温のつもりで置いていても水温も低めになるので、私もストーブをつけなくても過ごせそうな季節の変わり目は、水を飲む量が減りがち。

ストーブがついている時間が有れば、「なんとなくストーブの近く〜」って感じで、お湯にならない程度の「ぬるさ」にしてあげると、スイスイ飲みやすい気がします😊

(お湯を混ぜてしまうと白湯扱いになり、胸で吸収せず胃腸での吸収になる気がします)


皆様の

生活の中に「咀嚼」と「水」が気持ちよく治りますように💕